感情が触れたときこそ大切にしたいこと～自分の主観を一度手放してみる～

ボンジョルノ～！！
東京汐留のイタリア街にある雑貨屋さんsopra（ソプラ）のオーナーです。

今回は、「自分を客観視すること」の大事さとむずかしさについて、お話をしたいと思います。

ささいな出来事から

以前、仕事仲間とメールのやりとりをしていて、「どうして伝わらないんだろう！」と感情が高ぶることがありました。
わたしのなかでは冷静に返信をしたつもりでしたが、仲間からの返信にまた敏感に反応してしまいました。

客観的に自分を振り返ってみる

ちょうどその直後にもうひとりの仕事仲間と会う約束があったので、その仲間とのやりとりについて話してみました。
「どういうやり取りをしていたの？」と聞かれたので、順を追って説明しました。
すると、「それって、相手の言葉に悪意があるわけではなくて、単にあなたが何を言っているのかがわかりにくいから困惑しているんじゃないの？」という一言が返ってきました。

その仕事仲間の一言から、あらためて冷静に相手とのやり取りを読み返したところ、たしかにわたしの言葉はわかりにくく、友人の言うように相手の反応から読み取れるのは悪意ではなく、困惑でした。

影響を受ける人を決める

仕事仲間にはそのあと謝り、いまも良き仲間としてともに仕事をしています。
この出来事での教訓は、第三者の仕事仲間に状況を話したことだと思うのです。

仕事仲間からの返事に感情が高ぶってしまった、その根底にあるのは「自分は悪くない！」という感情であり、自己正当化です。
自分ひとりで直視し、あらためるのはなかなか難しい。

だからこそ、客観的な視点から伝えてくれる人の存在というのは大切だなとあらためて思った経験でした。
この経験から、意見を求めるときは「この人」と影響を受ける人を決め、影響を受けると決めた方からの言葉はすべて受け入れる、と決めました。

あなたは「この人！」と影響を受けると決めたかたはいらっしゃいますか？